レベッカ (Musical)

2011/02/08

「レベッカ」、各国での上演予定

以前ここにも書いた「レベッカ」ロンドン公演ですが、Shaftesbury Theatreの奈落にセットが入らないことがわかったため中止になったそうです。床下にあの螺旋階段が入るサイズの劇場って貴重なのですね・・・。英国の話なので、ぜひロンドンで上演してほしかったのですが。。。残念!


2011年秋には、英語圏初演としてブロードウェイでの上演を目指すとのことで、こちらは是非実現してほしいものです。


一方、ドイツ語圏では、2011年10月22日から、スイスのザンクトガレン(St.Gallen )での公演が予定されています。マキシム役はThomas Borchert。

これはかなり興味ありますね~~!

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2010/11/20

「レベッカ」、ロンドンで上演!

一時休止します、と言ったまま放置してあったブログですが、これは書かねばなるまい!という、おめでたいニュースが舞い込んできましたので、出て参りました。


ミュージカル「REBECCA」が、2011年春にロンドンのShaftesbury Theatreで上演されることになったそうです。


公式サイト
dramamusicalsの告知ページ 


英語台本は、Christopher Hampton(「サンセット大通り」等)とMichael Kunze。
演出には、ウィーン公演の演出を担当したFrancesca Zambelloの他に Michael Blakemoreが加わるとのこと。

2012年にはBW公演も予定されているようです。


是非、ロングランを目指していただきたいです!

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2010/06/10

梅芸「レベッカ」

先日、「レベッカ」大阪公演を見てきました。

「レベッカ」はとても好きな作品なので、大阪でも上演してもらえて嬉しいです。ライムントで4回、クリエで1回見たので、今回で6回目。(まだ数えられる回数しか見ていない、とも言えます。笑) 

さらっと感想を。

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2010/03/02

「Rebecca」の新曲

最近ツィッターには、ほぼ毎日何か書いてるのですが、ブログはサボり気味だったので、ちょっと反省。。。2週間ぶりの書き込みです。



以前、musicalzentraleで見かけた内容だと思うのですが、<ブロードウェイ、ロンドン上演に向けて準備中のミュージカル「Rebecca」。そこに今度加わる予定の新曲が、4月17日ドイツのオーバーハウゼンで行われる"ICH GEHÖR NUR MIR..." というミュージカルコンサートでお披露目される>という話題がありましたね。クンツェ御大のファンサイト(こちら)にも同内容の記事が出ています。

曲名は"Zauberhaft natürlich"で、どのキャストがどの場面で歌うかはヒ・ミ・ツ!となってますが、


今度、帝劇で上演される日本版「レベッカ」、こちらにも<新曲が入る>そうで、新曲を含むスタジオ録音版キャストCDが3月5日に発売されるとのこと。

こちらは思いきり「マキシムが歌う」新曲、と宣伝されてますが、この2つは同じ曲なのでしょうか?



一方、SoMのサイトには、すでに東宝の「レベッカ」CDが掲載されていて(仕事早すぎ)、そこにはしっかり
"Zauberhaft natürlich"の曲名が。・・・やっぱり同じ曲なんでしょうね。オーバーハウゼンのコンサートの主催者はSoMのようだし。


というわけで私はこのCDが聴いてみたいのですが、どこで買えるんでしょう??
Frank&Friendsに行けばロビーで売ってるかな?




■追記

 こちらに申込み方法が載っています。

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2008/05/18

シアタークリエ「レベッカ」(3)

歌詞について。

最初の歌い出しが「♪ゆうべ~夢を見たの~」になってました。
プログラムに載っている竜真知子さんの文章に、訳詞のためにクンツェさんから届いたのは英語詞だった。念のためクンツェさんに確認したところ、内容は全く同じなのでそのままお使い下さい、という返事だった、とあったので、英語歌詞は、ひょっとすると原作や映画と同じく「Last night ~」で始まるのかもしれないと思いました。「Last night I dreamt I went to Manderley again」というのが有名な書き出しの文章なんですが、これではメロディに載らないから、「♪Last night I dreamt of Manderley」とかかな?(想像です)
竜さんは、リーバイさんから届いた楽譜に載っていた歌詞がドイツ語だったので、そちらも参照して訳されたそうですが、「レベッカ」は最初、ロンドンで上演される計画だったので英語版がデフォルトなのかもしれません。英語版も見てみたいですねえ~~~。


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2008/05/17

シアタークリエ「レベッカ」(2)

今回、あ、違う!と思ったところ:

・最初と最後にマンダレイの廃墟のセットが出てこない。
・新婚旅行のシーンがない。
・マキシムがタバコを吸わない。(1幕の「こんな夜こそ」でカッコつけてタバコを吸うマキシム、仮面舞踏会で階段の上でフリスと並んでタバコをふかしながら見下ろすマキシム…等はなかったです。)
・キスシーンが2回くらいしかない(笑)。(絵をプレゼントするところと、チェスのところだけだったような…。)
・「わたし」がネグリジェやパジャマを着ない。
・「凍り付く微笑み」のシーンでベンが隠れて聞いていない。
・炎上シーンがない。
・ラストシーンがあんまり明るくない。 etc.

他にもあったかも。


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2008/05/16

シアタークリエ「レベッカ」

まず「レベッカ」から。

全体的な印象はかなり良かったです。東宝のウィーンミュージカル公演では、今までにない高水準と思いました。歌えていない人はいなかったし、これまでの作品ではウィーンのと違う~~!(曲が違ってる~~!カットされてる~!など)というのがまず頭に浮かんで素直に楽しめないことが多かったのですが、今回はそういうことはなくて気持ちよく観劇できました。
といっても、細かいところは違ってますし装置や衣装も別なので、ロンドンミュージカル等のようにほぼ同じ、ってことではないのですが、ようやくウィーンミュージカルもごく普通の翻訳ミュージカルのように、フツー~~~に上演してもらえるようになったのだなあ~~と思うと感慨深いです。


シアタークリエはかなりこじんまりした劇場で、多分舞台袖がほとんどないんだと思いますが、上演中、青系ダークカラーのマンダレイのお屋敷のセットが常に舞台上にあるので、舞台全体がかなり暗いイメージになってしまってるのがちょっと残念だったかな。ウィーンの舞台では、モンテカルロのシーンやゴルフ場のシーン等は装置も照明も明るかったのですが、日本版はずっと暗いままなので、日本版だけを見た人はこのミュージカルにかなりダークイメージを持ってしまいそうです。まあこれはマンダレイが主役ともいえるゴシックロマンなわけだし、英国って霧の都イメージだし、明るすぎるよりはこっちの方がいいのかもしれませんが。

ボート小屋のセットが上手に小さな扉があるだけだったのもちょっと不満。照明が波のような感じだったので、海の底のようで、初めて見た人には海岸近くのボート小屋、というのがよくわからないのではないか?という気がしました。

あとはレベッカの部屋がもうちょっと豪華で、窓から海が見えたらなお良かったのですが・・・あんまり贅沢を言ってはいけませんね。もうちょっと大きい劇場でやってくれたらこのあたりは改善されるのではないかと思います。(再演に期待!)

1幕の終わり等はちゃんと階段を使ってくれていたので(せり上がる螺旋階段ではありませんでしたが)、それなりにゴージャスに見えて楽しめました。

訳詞は、「元の歌詞をきちんと日本語にしました」というのが伝わってくるもので、とても良かったです。一緒、一緒~♪と思ったところがいっぱいありました(^^。
一方、どうしても日本語になじまない部分や、え?そいういう歌詞になるの~?!と思ったところも結構ありましたが…。ある程度それは仕方ないですね。
それはともかく「エリザベート」や「モーツァルト!」にはあった、感想を書くのにど~も抵抗を感じてしまう日本語タイトル、というのが今回特にないのが嬉しいです。そんなわけで曲目はプログラムに載っている日本語題名で書かせていただきますね~。


続きはまたあした。

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2008/04/11

日本版「レベッカ」始まりましたね

ここ数日「レベッカ」×「ミュージカル」で検索して来られる方がとても多いようで、え、何かあったの??って感じにここのアクセス数が増えています。シアタークリエの「レベッカ」が日曜にオープンしたんですよね。(東宝の感想は何もなくてすみませんです。)評判はどんなものなのでしょうか~?
初日を見てこられたモーさんによれば「全体的な印象は悪くなかった」とのことなので、それはよかった!となぜかホッとしてます。私は来月に「ルドルフ」と兼ねて見に行く予定です。楽しみです。


クンツェさんのサイト(公式ファンサイトの方じゃなくて、元々あったご本人のサイトの方)にも初日のことが載ってますね。写真付きです!(このお写真、お嬢さまと執事さま、に見える気がするのは私だけ…?)- 初日はスタンディングオベーションが20分続いた。4月のチケットはすでに売り切れ- と♪な話題があって、-2010年にはもっと大きな帝劇に移転する予定、昨日から日本縦断ツアーも話題に出ている -のだそうです。
http://storyarchitekt.com/

え?帝劇ですか?前は日生とおっしゃっていませんでしたっけ?(劇場としては日生の方が好きだけどなあ…。)こじんまりした劇場もいいですが、できれば1200人くらい入るミュージカル向きの劇場で上演してほしいとファンとしては思ってしまうので、こういうお話は嬉しいですね!

で、この「レベッカ」ですが、秋にウィーンのライブCDが発売されて以来、耳についてしまってかなり頻繁に聞いておりまして(飽きないんですよ、これが)、実はネタバレ話を語りたくて仕方ないのですが(笑)、日本での上演前にあまりネタバレを書くのもなあ~と思ってストップしてました。でももう解禁してもいいですよねーー(笑)。(といっても、ネタバレを読みたくない人はそもそもこんなところには来ないと思いますが)

私自身は、随分昔に、確か高校1年だったと思いますが、すでに映画版を見ていたため、まっさらな状態でこのミュージカルを見るということはもう全くできないので、これから白紙で日本版をご覧になる人の感想というのを是非聞いてみたいです。

私は映画を見たときにボート小屋でのマキシムの一言に「えーーっ?!」と思ったクチなので(←しっかりひっかかっている^^;;)、ミュージカル版でも同じ驚きを体験できるのだろうか?というのが気になるんです。ミュージカル版は、映画と違って登場人物の心情をだいぶ前倒しして出してきているので、お客さんは気づいてしまうのではなかろうか? もちろん登場人物に歌わせなくてはならない、というミュージカル特有の事情があるので仕方ないんですが、それでもなお同じく「えーーっ?!」と思えるのかどうか?ぜひ聞いてみたいのです。
(ウィーンの2枚組CDでいうと、2幕の「Kein Lächeln~」を歌い始める直前、マキシムの"Zu sehr? Rebecca?" その次のセリフです。)


というわけでこれから日本語で初めて見るという幸せな方は、予習などなさらずにご覧いただきたいなーと思うわけです。ウィーン版ライブCDも、ちょっとドイツ語がわかる人が聞くとわかってしまう可能性大なので見終わるまで封印しておいて下さい。

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2008/01/11

12月の「レベッカ」

今さらですが、12月に見てきたRebeccaのレポートを書こうと思い、キャストを確かめるためにウィーン劇場協会のサイトにいってみました。そうしたらRebeccaのコーナーは残っていたもののキャスト紹介がごっそり消えてしまっていて、ショック!(ガーン!!)

12月30日が千秋楽だったので仕方ないんですが…。秋からの上演に備えてか、キャスト以外の紹介はきっちり載ってましたけど。

今回は大勢引き連れて見に行ったので、いろいろお世話したりしてバタバタしていて、キャスト表を写してくるのを忘れてしまったんですよねー。早いうちにネットで確かめておけばよかった。


でも多分、このキャストだったと思います。

"Ich": Wietske van Tongeren
Maxim de Winter: Uwe Kröger
Mrs. Danvers: Susan Rigvava-Dumas
Jack Favell: Tim Reichwein
Mrs. Van Hopper: Marika Richter
Beatrice: Kerstin Ibald
Frank Crawley: André Bauer
Ben: Norberto Bertassi

Oberst Julian: Dennis Kozeluh
Robert: Oliver Mülich

GilesとHorridge、Frithが誰だったのかがよくわかりません。Gilesは確か前に見たときと同じ人だったと思うけど…。

これで見納めかもしれないので、「私」、マキシム、ダンヴァース夫人がファースト揃いで嬉しかったです。今回はミュージカル観劇はこれ1回だけだったので、その分しっかり堪能してきました。

一昨年と比べて今回特に印象に残ってるのは、まず、"Mrs.de.Winter bin ich"(デ・ウィンター夫人は私)のシーンで、「私」のお片付けぶりがパワーアップしていたこと(笑)。なんだか、ふてぶてしくさえありました。

それから仮面舞踏会に招かれたヴァン・ホッパー夫人が、ジュリアン署長にせまっちゃうシーン。「彼、独身なの?」「男やもめですよ」の後の、「え?わし? え? ええっと…?」みたいなジュリアン署長(来日公演でもおなじみのシシィパパです)のちょっと困ったような、まんざらでもなさそうな様子がかわいかったです。

あと、マキシムUweの煙草の吸い方がとてもカッコ良く見えました(なんだかステキ)。世界の禁煙化の流れに逆行してるみたいだけど、・・・まあ1926年のお話だし。
でもマキシムが煙草をふかしているときって、ほとんど何かにイライラしている時なんですね。そういう心情を描写する小道具としてうまく使われているなーと思いました。


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2007/12/27

「レベッカ」のライブCD

これの感想も放置したままでしたが、10月末に無事発売になりました。
やっぱり全曲収録なのはいいですね。スタジオ録音のキャストCDの方は、プロローグの"ich"の歌の後にいきなり"Zeit in einer Flasche"に飛ぶので、続けて聞くと少々違和感があります。"マンダレーの夢を…"の歌の後は軽快なホテルのロビーの曲が聞こえてきてくれないと何かちょっと違う感じです。(随分暗めのミュージカルに聞こえそう)
このライブ盤は、実際の上演をそのまま収録してあるので舞台の記憶に浸れて幸せです。ウィーン劇場協会はいつも完全収録ライブ盤を出してくれて(Mozart!のぞく)、本当にありがたいです。

"Jenseits der Nacht"はスタジオ録音版に比べて短くカットされていますね。ちょっともったいない気もしますが、舞台をテンポよく進めるための措置なのかなあ~。

こちらのライブ盤は日本のCDショップでももう発売されているのでしょうか?某通販サイトでは、びっくりするようなお値段がついていましたが…。
iTune Music Storeでもダウンロード販売されていますので、興味のある方は是非聞いて見てください。

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