「キャンディード」"Glitter and be Gay"

「キャンディード」ネタです。

前に、この作品はオペラ扱いで上演してもらったほうが…というような話を書きましたが、ミュージカル風味で、なおかつ、実にお見事な"Glitter and be Gay"を見つけたので、ご紹介。

続きを読む "「キャンディード」"Glitter and be Gay""

芸文「キャンディード」予約

兵庫芸文の「キャンディード」、予約しました。

数日前、先行予約を狙って、ネットで会員に再登録しようとしたら（前回から１年以上たっていたので有効期限が切れていた）IE８やFirefoxではNG!といわれてしまい…、まあいいか、と一般予約開始の今日、予約しました。
さすがに土日の安い席はもう無かったですね。

今年は帝劇でも、『キャンディード』を上演するそうですね。こんな、あまり一般受けしなさそうな演目が重なるなんて、すごいかも。

でも、『キャンディード』に関しては、どちらかと言えば、オペラ的なアプローチで作られた舞台の方を見て（聞いて）みたい気がします。

兵庫芸文で「キャンディード」

兵庫県立芸術文化センターで７月にバーンスタイン作曲の「キャンディード」の公演があるそうです。

指揮：佐渡裕、演出：ロバート・カーセンで、2006年にパリ、シャトレ座で初演されたプロダクションのようです。

公演日は
7月24日(土)、25日(日)、27日(火)、28日(水)、30日(金)、31日(土)、8月1日(日)
（時間は7月30日は6:30pm、8月1日(日)は1:00pm～　その他は2:00pm～）

チケットは2月21日発売、とのこと。

来日キャストのようですが、お値段は普通のミュージカル並みなところが嬉しいですね。
今年はバーンスタイン没後20年だそうで、他にもバーンスタイン関連の公演が色々あるかもしれません。

８月にはオーチャードホールにて東京公演もあるようです。

ミュージカル「ルル」

これもmusicalzentraleからの話題なのですが、「シュトゥットガルトのWickedでグリンダをやっているLucy Schererが、来年５月にインスブルックのTiroler Landestheaterでプレミエ予定のミュージカル、『ルル（Lulu - das Musical）』でタイトルロールを演じることになった」という記事が出ていました。 →こちら
この「ルル」では、Máté Kamarásが切り裂きジャック役で出演することが、だいぶ前に発表されています。

オペラで有名な作品がミュージカル化される例って、けっこうありますが、こういうセンセーショナルというか、すごい話もミュージカルにしてしまうのですね、さすがドイツ語圏（？）。（切り裂きジャックって、マテには似合いそうな気がします。見れるものなら見てみたいです。）

この劇場の芸術監督で、「Lulu」のテキストも担当する人のお名前がBrigitte Fassbaenderとなってるのですが、あの有名なメゾソプラノ歌手のブリギッテ・ファスベンダーと同姓同名？と思ったら、ご本人のようです。

隔週刊 DVDオペラコレクション

よく本屋さんで＜隔週刊○○コレクション＞って、CDやDVDに冊子がついた本が販売されてますよね。あれのオペラバージョンが先日から発売になっています。
ディアゴスティーニの「DVDオペラコレクション」。
これ、かなりお買い得なようです。

創刊号の「カルメン」は、なんと990円。
しかもこれ、カルロス・クライバー指揮、ウィーン国立歌劇場で、ドミンゴが出演している公演のDVDです。３年くらい前は5000～6000円くらいしてましたよね？
すごいなあ～～

通常価格は1,980円ですが、今Webサイト上で発表されているものは、みんな有名どころの定評のあるプロダクションばかりです。（今のところ掲載されているのは、「椿姫」「魔笛」「蝶々夫人」「アイーダ」「フィガロの結婚」「ラ・ボエーム」まで。）

全65巻ということは、かなりマイナーな作品もありそうなので、今まで日本語字幕付きのDVDが出ていなかった作品などもあるかも？と、全ラインナップが発表されるのを楽しみにしてます。

兵庫芸文「メリー・ウィドウ」

西宮の兵庫県立芸術文化センターに「メリー・ウィドウ」を観に行ってきました。

佐渡裕芸術監督プロデュース2008
喜歌劇「メリー・ウィドウ」
2008年6月29日(日)　14:00

詳しくは→こちら

キャスト等は→こちら

いやあ～～楽しい舞台でした♪　有名どころを集めたキャストに、豪華な衣装。舞台装置も華やかでお洒落でしたし、あちこちに「関西ノリ」のお笑いネタも盛り込んで、地の利を生かして宝塚風なところもあったりして(笑)。これでミュージカル並みのお値段ですから（私が見たのはB席だったので、9,000円でしたが）、なかなかお得感があります。（もちろん演奏は大編成の生オケです。どこかのようにカラオケじゃないです。）

ニエグシュ役が桂ざこばさん。最初に登場して、簡単にストーリーを説明したりと、ナレータ的な役目も引き受けてます。メインキャストはダブルキャストで今日（昨日）は、ハンナが佐藤しのぶさん。さすがに華がありますねーー。最初の登場シーンで燕尾服姿の男性たちがどどどーーーっとキンキラしたハンナに群がるのですが、それが違和感なく絵になっているのが素晴らしい。（その前に登場する車がまた、笑える…^^;。）

続きを読む "兵庫芸文「メリー・ウィドウ」"

DVD BOOK 魅惑のオペラ

今、本屋さんにオペラのDVD付きの本…というより、「本の形になっていて解説がついているオペラのDVD」と言った方がいいのかもしれませんが、そういうDVDが並んでいます。→こちら

先日、このシリーズの第10巻が出たのですが、それがコヴェント・ガーデン王立歌劇場の「ばらの騎士」」だったので、ちょっと、おっ！と思ってしまいました。この映像は前から何度か発売されていて私も持っているのですが、かなり気に入っています。

「ばらの騎士」といえば、来日公演もあったクライバー指揮のウィーン国立歌劇場のものが一番有名ですが、これもいいですよ～。衣装デザインはマリア・ビヨルソンで（「オペラ座の怪人」の美術・衣装の人です、もう亡くなられましたが…）、ドレスのデザインなどに「オペラ座の怪人」と共通する部分があって、そういう意味でも楽しめます。
この話は、以前の雑記帳の時代に書いた記憶があるのですが、オペラ座の怪人の劇中劇「イル・ムート」はネタが「ばらの騎士」（と思われる）ので、余計に興味を引きます。

出演は、キリ・テ・カナワ（元帥夫人）、アン・ハウエルズ（オクタヴィアン）、バーバラ・ボニー（ゾフィー）、他。85年の映像なので、バーバラ・ボニーが若くてかわいいです。

「ばらの騎士」は現代演出もいいですが、まずはこういう絢爛豪華版を見ておきたいですね～。

「ラ・ボエーム」と「フィガロの結婚」

9月17日(月)の朝9時50分～11時50分、BS-2で、6日に亡くなったパヴァロッティ追悼番組として、パヴァロッティ出演の「ラ・ボエーム」の放送があるそうです。

1988年, サンフランシスコ歌劇場の公演で、ミミはミレッラ・フレーニ。
コルリーネがニコライ・ギャウロフで、演出は、フランツェスカ・ザンベッロ。

→こちら

もう今日の朝の話なのですが…。これを読まれた方で興味のある方はぜひどうぞ。

それともうひとつ。

10月7日(日)　深夜 0:55～3:59、2006年ザルツブルク音楽祭の「フィガロの結婚」が放送されます。（ハイビジョンではもう放送されましたっけ？）
アンナ・ネトレプコがスザンナで出演していて去年の大きな話題になった舞台です。

→こちら

忘れずに録画しなくては。

ハイビジョンでは、「フィガロの結婚」の他のザルツブルク音楽祭の演目とか、その他、新国の「ドン・カルロ」やら、ミュージカル「カンパニー」などが怒濤のように放送される予定で、きゃーーーくやしい！　やはり早くTVをなんとかせねば…と思うのですが。。。

忘れちゃいけないTV放送

忘れないように書いておきます(笑）。

明日（ってもう今日だけど）のNHK芸術劇場で「東京のオペラの森２００７　歌劇「タンホイザー」～ハイライト」の放送があります。その前には「ロバート・カーセンにきく　新演出『タンホイザー』」という特集があるそうです。詳細は→http://www.nhk.or.jp/art/

それから5月27日(日)の深夜にはBS-2でメルビッシュ音楽祭「ルクセンブルク伯爵」の放送が。http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html
忘れないように録画します！

そして6月15日には、芸術劇場で「メトロポリタン歌劇場　ガラ・コンサート」がハイライトで放送されます。これは先日BSで放送されましたね。ジョゼフ・ヴォルピー支配人の引退セレモニーとして行われたガラコンサートの模様ですが、ドミトリー・ホロストフスキーとルネ・パーペが特に良かったです！（やっぱり「トリスタンとイゾルデ」見に行こうと思った・・・けど、まだチケット入手していません(^^;。）もちろん、デセイも、最初に自分をネタにした新曲を披露したデボラ・ヴォイトも良かったです。

メルビッシュ音楽祭「ルクセンブルク伯爵」

少し前にNHKハイビジョンで放送されていた昨年のメルビッシュ音楽祭「ルクセンブルク伯爵」ですが、来月BS-2で放送されるそうです。こんなに早くBSでも放送してくれて嬉しいです～！

放送時間は、5月28日 (月) 　00:55～03:59 　
（日曜の深夜です。）

詳しくはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html

p.s.

マリカ様も出られますよ！
（彼女は、9月からウィーンの「レベッカ」で、ヴァン・ホッパー夫人をやるそうです。）