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2010/05/25

「Tanz der Vampire」 ~ ウィーン

ずいぶん遅くなってしまいましたが、ウィーンで見てきた「Tanz der Vampire」(Wiener Fassung 2009)の感想です。


ローナッハー劇場に行くのは、今回が初めて。ロビーは狭かったですが、劇場内は思ったより、ゆったりしていました。ちょっとクラシックな感じの、白い壁の馬蹄形の劇場で、ベルリンのコーミッシェ・オパーに少~し似ているかも?入り口でチケットを見せると、係員のお兄さん(ヴァンパイアの衣装着用)が座席まで案内してくれました。ずいぶん親切だなーと思ったら、椅子の座席番号が書いてあるところがとってもわかりにくかった…。これは確かに案内してもらわないと、入り口まで戻って「この席、どこですか?」と聞きに行く羽目になりそうです(笑)。

私が見た日のキャストは下のとおり。



TANZ DER VAMPIRE
Ronacher Theater, Wien



メインキャスト

Graf von Krolock : Thomas Borchert
Professor Abronsius : Gernot Kranner
Alfred : Lukas Perman
Sarah : Marjan Shaki
Chagal : James Sbano
Rebecca : Katharina Dorian
Magda : Anna Thorén
Herbert : Marc Liebisch
Koukol : Thomas Weissengruber



結局1回しか見られなかったのですが(他の日は楽友協会のコンサートに行った)、ファーストキャストに大当たり!という感じでラッキーでした。2回、3回と見られるのなら、話題のAlexander di CapriのKrolockも見てみたかったのですが…、ぜいたくは申しません。(私が見た日は彼は"Carpe Noctem" のSolo 2 を歌ってらしたようです。)
少し前に梅芸で見たばかりのLukasや、去年(いや、2年前?)梅芸やビルボードライブ等で見たMarjanが普通~~に舞台に溶け込んでそこに立っているのが不思議なような…。いや、こちら(ウィーン)でドイツ語の舞台をやっているのが日常なわけですが、なんだか面白い感覚を味わいました。

Thomas Borchert はさすがの貫禄で、安心して見ていられました。この人の声は高めのバリトンって感じで、聞きやすくていいですね。Krolockにとても合っていると思います。Gernot Krannerの教授は、いかにも教授~!で満足。(前にも見たことあったかしら…?)Lukasは王子様的ルックスにもかかわらず(笑)、コミカル&情けないAlfredをしっかり好演。違和感なかったです。なんかもったいない気もしますが、こういう役を立派に演じられてこそ、役者さんよね!ってことで◎。声もピッタリですし。Sarahを演じるMarjanは初めて見ましたが、これはルックス&歌とも、とってもお似合い。かわいいですし、色気もあって、歌は低音も出るしロック魂も感じられ、文句ございません。他の役の皆さんも良かった。Herbert のMarc Liebischは舞台映えする人で、これから人気でるかも?と思いました。


演出等については、パンフレットには、オリジナル演出:Roman Polanski、ウィーン2009年版演出:Cornelius Baltusと書かれていて、基本的には、以前と同じなのかな?という感じでした。終盤のあたりはちょっと変わってましたね。(ポランスキー監督、今はどうなさっているのでしょうか?まだスイス?) 

私は以前のウィーン上演は見ていないのですが、シュトゥットガルトやハンブルクの公演と比べて、装置等も基本ラインは変わっていないようでした。細かい変更は色々あるのかもしれませんが。衣装は色合い等は同じですが、ちょっと雰囲気は違います。Krolockの衣装等もちょっと違うし(クラシック&華麗→現代風&シックな感じへ)、最後のヴァンパイア達の衣装もより現代風になったようです。装置は、ゴシック調の荘厳な感じはそのままで嬉しい。ただ、舞踏会の螺旋階段のせり上がりが無くなったのは、かなり残念。Sarahの登場も、階段の上からではなく、舞台奥からだったような気がします。


最後の曲のアレンジも変わりました。MagdaとHerbertの歌うところが増えたような。途中でKrolock御大も登場。最後は、現在のウィーン?な背景が。“こうして世界に広がっていった吸血鬼は、今もあなたの近くに…”みたいなオチでしょうか。


やっぱり楽しく完成度も高いこのミュージカル。演出が新しくなると聞いてどうなるのだろう?と思いましたが、がっかりするようなところは無く、違和感なく楽しめました。キャストも良かったですし、ファンの方はこれ目当てにウィーンに行って損はないと思いますよ!



*追伸*

今回の公演の2枚組ライブ収録CDがもうすぐ発売されます。もう出ているはずだったのですが、発売延期になって、今のところ5月28日発売予定だそうです。楽しみですね~

「Tanz der Vampire」は、現在、シュトゥットガルトでも上演中です!

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コメント

こちらで紹介されているチケット予約の仕方を参考に、2枚チケットを予約しようとしたのですが、クレジットカード番号も全て入力して送信した後に、予約完了画面ではなく、予約内容確認画面に戻ってしまいました。

しかし、残席を確認するともともと3席だったのが、1席になっていました。
(数時間後に再度残席を確認しても1席のままでした。)

入力したメールアドレスには何も予約完了連絡が届いていないため、予約は成立していないと思うのですが、もし予約が完了していたらと思うと、クレジットカード番号を入力済みのためとても不安です。。


ちなみに、4月28日の公演を予約しようとしていました。

何かアドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

投稿: アヤコ | 2011/04/23 23:43

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